人気のプレミアムキャットフードである「ねこひかりキャットフード」と「ハッピーキャットのカリナリー ファームダック」を5つの項目で比較してみました。
今回は、キャットフードを購入する際に目安となる「1.基本情報」「2.価格」「3.安全性」「4.動物性原料」「5.主成分」を徹底比較しています。両者の良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
「ねこひかりキャットフード」と「ハッピーキャット カリナリー ファームダック」を5つの項目で比較しました!
1.基本情報で比較 | 原産国や販売会社などで比較しました。 |
2.料金で比較 | 通常、定期コース、送料などの料金で比較してみました。 |
3.安全性で比較 | 穀物や人工添加物が入っていないか比較しました。 |
4.動物性原料で比較 | フードにどれくらい動物性原料が使われているか比較しました。 |
5.主成分で比較 | タンパク質や脂質など成分を比較しました。 |
上記の5つの項目で、ねこひかりキャットフードとハッピーキャットのカリナリー ファームダックを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
「ねこひかり」と「ハッピーキャット カリナリー ファームダック」を基本情報で比較!
ねこひかりキャットフード | ハッピーキャット カリナリー ファームダック | |
原産国 | 日本 | ドイツ |
種類 | 1種類 | 23種類 ※今回はグレインフリーの「カリナリーファームダック」で比較します |
対応年齢 | 成猫 | 成猫 |
販売会社 | 株式会社エレメントパートナーズ | ワールドプレミアム株式会社 |
ねこひかりは日本国内の工場で製造されている珍しい国産プレミアムキャットフードです。
一方、ドイツ、バイエルン州の自社工場で、地元で調達した新鮮で安全な食材をふんだんに使いオリジナルレシピで調理しているハッピーキャットのキャットフードは、猫の食いつきも良いと人気があります。
猫に合うか合わないかを考えるとねこひかりは1種類ですが、ハッピーキャットには23種類もあるのできっとどれかを好きになってくれるでしょう。
どれか2種類以上に食いつきが良かったら混ぜることもできますし、ローテーションに加えてもいいと思います。
ねこひかりは成猫用なので子猫には与えないように注意してください。
ハッピーキャットには子猫用がありますし種類が多いですからハッピーキャット同士なら子猫用から成猫用にスムーズに移行できるかもしれませんね。
ねこひかりとハッピーキャット「カリナリー ファームダック」を価格で比較!
税込み | ねこひかりキャットフード | ハッピーキャット カリナリー ファームダック |
内容量 | 500g | ー |
通常 | 2,728円 | 300g:1,452円 1.3㎏:4,719円 4㎏:10,164円 |
定期 | 初回:2,178円、3回目から10%OFF、6回目から15%OFF | 1.3㎏:4,719円 4㎏:10,164円 |
100g当たり | 496円 | 363円 |
送料 | 660円 ※3個以上で送料無料 |
1,100円 ※5,500円以上の購入で無料 |
※100g当たりの価格は通常価格から算出しました(定期やトライアル、初回限定などで安くなる場合もあります)。
ねこひかりの方が少し高いですね。
ねこひかりは原材料にもすごくこだわっていてほぼ100%国産の厳選されたものを使っているんです。その分、お値段が高くなるのかもしれません。
「ねこひかり」とハッピーキャット「カリナリー ファームダック」を安全性で比較!
ねこひかりキャットフード | ハッピーキャット カリナリー ファームダック | |
穀物 | 玄米 大麦 ハト麦 アワ キビ とうもろこし |
不使用 |
人工保存料 | 不使用 | 不使用 |
香料 | 不使用 | 不使用 |
着色料 | 不使用 | 不使用 |
ハッピーキャットの「カリナリー ファームダック」はグレインフリー(穀物不使用)で、猫が消化しにくく、アレルギーを引き起こしやすい小麦やトウモロコシなどの穀物は含まれていません。
※ハッピーキャットの中でもグレインフリーは「ジュニア ファームダック(平飼いの鴨/穀物不使用)」「ファームダック(平飼いの鴨/穀物不使用)」の2種類だけです
残念ながら「ねこひかり」はグレインフリーではありません。穀物をたっぷり使ってます。第一主原料である鶏肉に次いで玄米が2番目に多く使われています。
穀物は猫にとって消化しにくく腸に負担がかかるため最近のプレミアムキャットフードには含まれないことが多いです。
しかし、ねこひかりは消化しやすいように穀物類は全てパウダー状に加工して使用しているので安心してください。
また、アレルギーの出やすい小麦などは使用していません。
ねこひかりは人間が食べる雑穀米や加工食品などを作っている⼯場で⽣産されています。
製造業として最も大切で基本である「安全」「安心」なものを届けるために、徹底した衛生管理・品質管理のもと、国産無添加キャットフードねこひかりを製造しています。
さらに、ねこひかりキャットフードもハッピーキャット「カリナリー ファームダック」も人工保存料、香料、着色料も不使用なので安心して猫に与えられます。
一方、ハッピーキャットが作られているドイツでも厳しい基準があります。
ペットフードの製造に使用される原材料はすべて人間の消費に適合するものでなければならないという規則があり、規則内では原材料に使用してよい部位やその加熱処理方法まで厳密に規定されており、全ての基準を満たすもののみがペットフードの原材料として使用されていますので安心です。
また、HACCP(ハサップ=衛生管理の手法)の基準を導入した自社工場で、人間の食品規格に適合する安全でクオリティーの高い製品の製造を行っています。
「ねこひかり」と「ハッピーキャット」を動物性原料で比較!
ねこひかり | ハッピーキャット | |
動物性原料 | 鶏肉(鹿児島)、煮干し(大分) | ダックプロテイン、ポルトリープロテイン、ポルトリー脂肪、グリーブス(脱脂ハラミ肉)、加水分解フィッシュ |
動物性原料の量 | ー | ー |
動物性原料の質 | ヒューマングレード | ヒューマングレード |
ねこひかりキャットフードもハッピーキャット「カリナリー ファームダック」も動物性原料の割合の表記は見つけられませんでした。
ハッピーキャット「カリナリー ファームダック」の第一原材料であるダックプロテインは人間でも食べられる鴨肉を乾燥させて細かく砕き、粉状(乾燥ミール)にしたものです。ハッピーキャットでは副産物ミールは一切使用していません。安価なキャットフードに含まれている○○ミールとは全く違いますから安心してください。
ポルトリープロテインに使われているのはドイツを中心としたEU圏内から調達したチキン、ターキーなどの高品質な食材です。
これは猫が本来肉食であることを考えると当たり前のことです。
しかも、ねこひかりもカリナリーファームダックも使われている原材料は人間も食べられるヒューマングレードという高品質。
猫にとって高タンパクなフードは非常に重要で、このねこひかりとハッピーキャット「カリナリー ファームダック」はその要求に応えるために綿密に計算されています。
高品質なタンパク源からの栄養は、猫の筋肉の発達や皮膚や被毛の健康に役立ちます。
さらに、タンパク質は猫の免疫機能や消化システムの正常な機能にも関わります。
また、動物性原料は猫にとって消化に優しく、体の機能を維持するために必要になる必須アミノ酸も多く含まれるので理想的です。
このように動物性原料から良質なタンパク質を採れるねこひかりやハッピーキャット「カリナリー ファームダック」は非常に優れたキャットフードと言えるでしょう。
「ねこひかり」と「ハッピーキャット」を主成分で比較!
ねこひかり | ハッピーキャット | |
タンパク質 | 32.4%以上 | 33.0%以上 |
脂質 | 13.5%以上 | 15.0%以上 |
繊維 | 1.9%以下 | 3.0%以下 |
灰分 | 4.7%以下 | 7.5%以下 |
水分 | 7.0%以下 | 9.0以下 |
オメガ3脂肪酸 | ー | 0.3%以上 |
オメガ6脂肪酸 | ー | 3.0%以上 |
リン | ー | 1.0%以上 |
カルシウム | ー | 1.3% |
マグネシウム | ー | 0.1% |
ナトリウム | ー | 0.1% |
代謝エネルギー | 424kcal/100g | 378.0kcal/100g |
どちらもタンパク質は同じくらいですね。
※ハッピーキャットのドライフードでは、保証成分として表示されているタンパク質量のおよそ90%は、肉や魚などの動物性タンパク質由来です
ねこひかりはカロリーが高めなので与えすぎには注意してください。
猫はもともと砂漠の動物なので尿が非常に濃厚になることがあり、このため尿石が形成されやすいです。
ハッピーキャットのフードは、カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウムのバランスを調整し、尿を酸性化する作用のある必須アミノ酸であるメチオニンを配合することで、尿のpHレベルが中性になる様に目指したレシピで、尿石の形成抑制に配慮しています。
ねこひかりも調整しているはずですが、表記を見付けられませんでした。
一般的なドライフードは食いつきを良くするために人工的な香料で風味づけされたり、匂いがきつい動物性油脂を使用したオイルコーティングをされていることが多いです。
それによって涙やけや皮膚トラブル、アレルギーを引き起こすリスクもあります。
ねこひかりはペットの健康をいちばんに考え自然素材にこだわっているため、オイルコーティングはしていません。
ですから、粒を触ってもべたつかずさらさらしています。
ですが、レビューを調べてみると「香りがいい」「和風だしのようないい匂い」などという口コミが多く愛猫の食いつきもいいそうです。
「ねこひかりキャットフード」をおすすめの方はこんな人!
- 国産で高品質のキャットフードを選びたい方
- 香りと食いつきがいいキャットフードを与えたい方
- ヒューマングレードの原材料で作られているフードが欲しい方
- 粒が小さくて歯ごたえの良いドライフードをお求めの方
- 無添加で安心・安全なキャットフードを与えたい方
- オイルコーティングしていないドライフードが良い方
「ハッピーキャット カリナリー ファームダック」をおすすめの方はこんな人!
- 猫の健康をよく考えたキャットフードを与えたい方
- 高タンパクで低糖質なキャットフードをお探しの方
- 猫が消化しやすいグレインフリーのキャットフードを選びたい方
- 人間も食べられるヒューマングレードの素材を使ったキャットフードを求める方
- 無添加で安心・安全なキャットフードが欲しい方
口コミ・評判はこちら
しろねこの独断チェック!
ねこひかりの「国産・無添加」というのはなんだか誇らしいですね。
涙やけや皮膚トラブル、アレルギーを引き起こすリスクもあるオイルコーティングをしていないというのもいいポイントです。
それなのに、口コミでは「香りがいい」「食いつきがいい」というものが多く、珍しく「食べなかった」というのを見かけませんでした。
ただ、パウダー状に加工しているとはいえ穀物をたっぷり使ってるのはちょっと気になります。消化には良くてもアレルギーを持ってる猫さんなら食べられないですから。
あとは動物性原材料の量ですね。ハッピーキャット カリナリー ファームダックと同じように公表されてないので分かりません。
ハッピーキャット カリナリー ファームダックは猫さんの健康のにものすごく配慮したフードだと言えます。
ヒューマングレード、グレインフリー、人工保存料・香料・着色料不使用でカロリーも高くはなく、こちらも優れたキャットフードだと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気のキャットフード「ねこひかり」とハッピーキャット「カリナリー ファームダック」の違いを5つご紹介してきました。
ねこひかりとハッピーキャット「カリナリー ファームダック」は結構比較して検討する方も多いのですが、実は「ねこひかり」と「犬猫生活」で比較する方もいらっしゃいます。
詳しくは「犬猫生活キャットフードとねこひかりキャットフードを5つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
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