人気のキャットフードである「ファインペッツキャットフード」と「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーキャットフード」を5つの項目で比較してみました。
今回は、キャットフードを購入する際に目安となる「1.基本情報」「2.価格」「3.安全性」「4.動物性原料」「5.主成分」を徹底比較しています。両者の良いところ悪いところを包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
「ファインペッツキャットフード」と「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーキャットフード」を5つの項目で比較しました!
1.基本情報で比較 | 原産国や販売会社などで比較しました。 |
2.料金で比較 | 通常、定期コース、送料などの料金で比較してみました。 |
3.安全性で比較 | 穀物や人工添加物が入っていないか比較しました。 |
4.動物性原料で比較 | フードにどれくらい動物性原料が使われているか比較しました。 |
5.主成分で比較 | タンパク質や脂質など成分を比較しました。 |
上記の5つの項目で、ファインペッツキャットフードとニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーキャットフードを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
「ファインペッツ」と「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー」を基本情報で比較!
ファインペッツキャットフード | ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー | |
原産国 | オランダ | アメリカ |
種類 | 1種類 | ・~4ヶ月の子猫・母猫用 ・~12ヶ月の子猫・母猫用 ・1才以上の成猫用 ・成猫の体重管理用 ・7才以上の成猫の健康維持 (味はすべてチキンです) ※今回は「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー」で比較します |
対応年齢 | 全年齢 | 成猫 |
販売会社 | 株式会社エヴリワンズ | マースジャパンリミテッド |
オランダ産のファインペッツキャットフードは、ペットの健康を大切にする国の特徴を反映して、ヒューマングレードの原材料だけを厳選して使用しています。
この安全で信頼性の高いキャットフードは、コストと品質のバランス、素材や成分を考えるとプレミアムキャットフードの中でも相当優れているのではないかと思えます。
一方、2026年で創業100年を迎えるニュートロのキャットフードも、自然素材でペット栄養学を基に作られていて猫の食いつきも良いと人気があり、プレミアムフードの中でも口コミも多く有名です。
猫に合うか合わないかを考えるとファインペッツが1種類、ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーには成猫用は3種類あるのでどれかを好きになってくれたらいいですね。
どれか2種類以上に食いつきが良かったら混ぜることもできますし、ローテーションに加えてもいいと思います。
ファインペッツは全年齢対応です。
これもいいことで、子猫から成猫になる時にフードを無理に変える必要がありません。
ニュートロ「ナチュラルチョイス穀物フリー」には、残念ながら成猫用しかありませんが、ナチュラルチョイスシリーズには年齢別やダイエット用など様々な種類が展開されていますからお求めのフードが見つかると思いますよ。
ファインペッツとニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーを価格で比較!
税込み | ファインペッツキャットフード | ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー |
内容量 | 1.5㎏ | 2㎏ |
通常 | 4,546円 | 4,793円 |
定期 | 初回お試し3,637円(20%オフ) 20回目、30回目等の節目では、記念割引を用意(20%オフ、30%オフなど) 100回目は100%オフ(無料)! 100回目以降は、10回毎に100%オフ |
1個:4,793円 |
100g当たり | 約303.1円 | 239.65円 |
送料 | 550円~1,320円 ※合計3㎏以上で送料無料 |
全国一律(沖縄県以外):1,100円 沖縄県:2,750円 5,500円以上の購入で送料無料 |
※100g当たりの価格は通常価格から算出しました(定期やトライアル、初回限定などで安くなる場合もあります)。
ナチュラルチョイス穀物フリーの方が安いですね。
ファインペッツも厳選された原材料としっかりと管理された工程で作られているプレミアムキャットフードの割にはそんなに高いとは言えませんけど。
それとファインペッツは定期購入の割引の仕方が独特で面白いですね。
「ファインペッツ」と「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー」を安全性で比較!
ファインペッツ | ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー | |
穀物 | 全粒米 | 不使用 |
人工保存料 | 不使用 | 不使用 |
香料 | 不使用 | 不使用 |
着色料 | 不使用 | 不使用 |
セレクトバランスはグレインフリー(穀物不使用)で、猫が消化しにくく、アレルギーを引き起こしやすい小麦やトウモロコシなどの穀物は含まれていません。
穀物は猫にとって消化しにくく腸に負担がかかるため最近のキャットフードには含まれないことが多いです。
残念ながら「ファインペッツ」はグレインフリーではありません。
唯一、全粒米という穀物を使ってます。しかし、食事で全粒穀物を多く摂ると、精製された穀物の多い食事よりも、糖尿病や肥満、心臓病などのリスクを低く抑えられるという研究結果があります。
ファインペッツのキャットフードは徹底して品質に重点を置いています。
ファインペッツは、人間が食べられるレベルの原材料だけを用い、副産物や化学的な添加物を一切使用しない方針を持っています。
さらに、品質管理の観点から中国産原材料は一切使用せず今後もその予定はないと明言しています。
猫の健康を最優先に考えている信頼性の高いフードだと言えます。
一方、ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーは、猫の健康的で幸福な毎日を何よりも第一に考えて安全かつ安心へ配慮した最適な栄養バランスを持ち、穀物を使わずに素材本来の味を活かしたキャットフードを実現しました。
穀物以外にもアレルゲンになりにくいといわれる主原料のみを使用し、食物アレルギーにも配慮しています。
そしてニュートロ ナチュラルチョイス 穀物フリーは、AAFCO(米国飼料検査官協会)規定の分析試験によって、成猫の健康維持に適したバランスの良い総合栄養食であることが証明されています。
ニュートロは、全て自社による原材料調達・製品製造・品質管理を行っており、そのひとつひとつの工程で厳格な品質基準を設けていますので、その品質は100%保証されています。
また、世界のペット栄養学をリードするウォルサム研究所の知見を基に、ペットの健康を守るためにより厳しい栄養基準を満たしたフード作りに取り組んでいます。
また、ファインペッツもニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーも人工保存料、香料、着色料も不使用なので安心して猫に与えられます。
「ファインペッツ」と「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー」を動物性原料で比較!
ファインペッツ | ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー | |
動物性原料 | アヒル肉(フランス産)、ニシン(オランダ産)、鶏脂、フレッシュサーモンオイル、鶏肉、鶏レバー | チキン(肉)、チキンミール、鶏脂、フィッシュミール |
動物性原料の量 | 85% | ー |
動物性原料の質 | ヒューマングレード | 良質 |
ファインペッツキャットフードもニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーキャットフードも動物性原料が第一主原料になっていて、ファインペッツの場合はその動物性原料がたっぷりと85%も使われています。
(ニュートロの「○○ミール」は粗悪なものではなく肉や魚を乾燥させて粉状にしたものなので安心・安全です)
この2つのキャットフードにおける「動物性原材料を第一主原料とする」ということは猫が本来肉食であることを考えると当たり前ですし、動物性原材料から得られるタンパク質は重要な栄養素なので、ファインペッツキャットフードもセレクトバランスグレインフリーキャットフードもその点に配慮しています。
また、動物性原料は猫にとって消化に優しく、体の機能を維持するために必要になる必須アミノ酸も多く含まれるので理想的です。
さらに、ファインペッツに使われている動物性原材料は、人間も食べることができるヒューマングレードで高品質な肉類と魚類です。
セレクトバランスの原材料は「良質」と書かれてますがヒューマングレードではありませんし、動物性原材料の割合も明記されていませんでした。
「ファインペッツ」と「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー」を主成分で比較!
ファインペッツ | ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー | |
タンパク質 | 32.0%以上 | 33.0%以上 |
脂質 | 20.0%以上 | 16.0%以上 |
繊維 | 2.3%以下 | 4.0%以下 |
灰分 | 8.0%以下 | 8.5%以下 |
水分 | 8.0%以下 | 10.0%以下 |
オメガ3脂肪酸 | 0.4% | ー |
オメガ6脂肪酸 | 3.4% | 3.0%以上 |
代謝エネルギー | 424kcal/100g | 約380kcal/100g |
どちらも高タンパクですね。
※最近の研究では、猫本来の食性を考えるとより高い割合でタンパク質が必要だといわれています
猫にとって高タンパクなフードは非常に重要で、高品質なタンパク源からの栄養は、猫の筋肉の発達や皮膚や被毛の健康などに役立ち、猫の免疫機能や消化システムの正常な機能にも関わります。
動物性原料から良質なタンパク質を採れるキャットフードは非常に優れていると言えます。
また、ファインペッツには必須脂肪酸でDHA・EPAを含むオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が含まれているのもいいポイントです。
これらは猫の皮膚や被毛を健やかにし、心臓などの循環器への負担を減らしたり、シニア猫によく見られる慢性腎臓病の場合に腎臓の機能が低下するスピードを緩やかにすることが分かっています。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は体内では生成できないので食事から採らなければなりません。
ナチュラルチョイスにもオメガ6脂肪酸はたっぷりと含まれていますが、オメガ3脂肪酸の表記が見当たりませんでした。配合されてると思うんですけど。
そして、特筆すべきなのは、ファインペッツキャットフードの消化吸収率は87%と超高率だということ。
これは一般的にプレミアムフードと呼ばれているものと比較しても倍以上の消化吸収率です。
消化吸収率が高いからこそ、少ない量で十分な栄養が賄える極めて優れたフードですから、従来与えていたフードと同じ給餌量では肥満になる可能性がありますので注意してください。
「ファインペッツキャットフード」をおすすめの方はこんな人!
- 良質の動物性タンパク質を愛猫に多く採って欲しい方
- 栄養バランスが優れたキャットフードをお求めの方
- 消化吸収率がいいキャットフードを与えたい方
- ヒューマングレードの原材料で作られているフードが欲しい方
- 猫が消化しやすいグレインフリーのキャットフードが良い方
- 無添加で安心・安全なキャットフードをお探しの方
- 子猫からシニア猫まで幅広く対応しているキャットフードを選びたい方
「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー」をおすすめの方はこんな人!
- 猫が消化しやすいグレインフリーのキャットフードを選びたい方
- コスパの良いキャットフードを愛猫に与えたい方
- 動物性原材料が第一主原料であるフードが良い方
- 高タンパクなキャットフードをお探しの方
- 無添加で安心・安全なキャットフードが欲しい方
ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーの公式サイトはこちら
しろねこの独断チェック!
ファインペッツの動物性原料の量85%というのはすごいですね。
ファインペッツの原材料はすべてヒューマングレードですから猫さんが良質なタンパク質を採れます。
その代わりにファインペッツは消化吸収率とカロリーが高めなので成長中の猫さんやよく動き回る猫さんには向いてるかもしれませんが、シニア猫さんやおとなしい室内飼いの猫さんに与えるのは注意が必要ですね。
ファインペッツはプレミアムキャットフードの中で比較しても優秀だと思います。
ファインペッツとニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーを品質や原材料、栄養価などを比べておすすめするならファインペッツです。
お値段で選ぶならナチュラルチョイス穀物フリーになりますね。
ナチュラルチョイス穀物フリーはこのお値段でグレインフリーですし、AAFCO(米国飼料検査官協会)が認めるほどの良い品質ですからコスパは優秀です。
口コミ・評判はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気のキャットフード「ファインペッツ」と「ニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリー」の違いを5つご紹介してきました。
ファインペッツとニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーは結構比較して検討する方も多いのですが、人気のと「カナガンデンタル」と比較する方もいらっしゃいます。
詳しくは「カナガンデンタルキャットフードとニュートロ ナチュラルチョイス穀物フリーを5つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
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